『神戸・高取山ハイキング』子どもと一緒に神戸の街を一望!妙法寺駅から

山・ゆき山

「あれ?あそこに見える赤い建物は?」子どもたちの指さす方向には、神戸のシンボルマークとも言える赤いポートタワーが見えます。そのお隣にある白い尖った建物は海洋博物館かな?

「あ、飛行機!」その先にある神戸空港からは、うっすらと飛行機が離陸していく様子も見ることも。須磨の沖合では、ボーと汽笛を鳴らしながら、大きな貨物船がゆっくりゆっくりと進んでいます。

山と海に囲まれた神戸のまち。そんな神戸だからこそ楽しめる山歩きがあります。

こんにちは!生まれも育ちも神戸の(ややはしっこ)森ことり(moricotori.com)です。

今回は神戸市須磨区と長田区をまたぐ「高取山」についてご紹介いたします。お子さんと一緒に山登りを楽しむには抜群の「高取山」さぁ、お弁当をもって出発です!!

地下鉄・妙法寺駅スタート

今回は、神戸市営地下鉄・妙法寺駅からのスタートです。まずは妙法寺小学校を目指して歩きます。

約10分ほどで、小学校が見えてくるので、そこを左折し、北に向けて歩くこと5分。左手に外車の中古車屋さんが見えてきたら、その少し手前を右手に曲がります。

所々に「六甲縦走」と看板が出ているので、それを辿りながら行けば大丈夫。

住宅地を道なりに歩いていくと、再び看板が出てくるので、右手に小さな畑を見ながら上がっていくと公園が出てきます。

その公園のフェンス沿いに進むと登山道の入口です。登山道の入り口には「イノシシ注意」の看板が。まだ、ここでイノシシに遭遇した話は聞いたことがありませんが、それでも日が落ちる早々には、帰宅した方が良さそうですね。

所々に木の根っこが

高取山は328メートルと小ぶりな山にはなりますが、意外と傾斜がキツイので、慣れない方はゆっくりと進むことをおすすめします。(休憩もしながら、水分補給も忘れずに!)

所々に岩場があったり、木の根っこが顕わになっていて、子どもたちにとってはちょっとした冒険気分を味わえます。

この時はしっかりと両手も使えるように、持ち物はリュックに。リュックも体にフィットするようなものが安全です。難しそうな時は、大人がサポートしてあげてくださいね。

荒熊神社へ到着、須磨アルプスも一望

足もとを確認しながら一歩ずつ一歩ずつ。ふと顔をあげると、木々の隙間から見える景色に「だいぶ登ってきたな」と実感します。

登山口から約30分~40分。最後に階段を少し登ると荒熊神社に到着です。

荒熊神社は地元の人から「荒熊さん」と親しまれ、身体健康や交通安全、開運厄除けなどのご利益があるそう。

また、神社の周りには沢山のお稲荷さんの祠があって、まるでそこは絵本に出てくる1ページのような光景です。

そして、神社の中には自由に記載できるノートがあるので、今日の山登りの感想をぜひ言葉に残したいところ。「しんどかったぁ」こんな本音もOKです(笑)

荒熊神社から高取神社へ

荒熊神社にはベンチもあるので、ここで昼食にするか迷うところですが、今回はもう少し歩いて高取神社まで行くことに。(心配しなくても)鳥居をくぐって数分歩けば高取神社に到着です(笑)

私はここから見える景色も大好きです。朱い鳥居に青い海、そして白い雲。このコントラストに何だか胸が躍ります。

そして、須磨アルプスも一望できます。

「次は須磨アルプスがいいかな。。。」

ブツブツ言ってうちに高取神社に到着です。手前にも展望台がありますが 、せっかくなので山頂まで登ります。高取山頂328.8メートル!!

もう階段は無理!もしくは高いところは苦手!という方には、手前の展望スペースがおすすめです。

こちらは広場にもなっているので、お弁当を広げたり休憩することもできます。またトイレがあるのも嬉しいところです。(ゴミは必ず持ち帰りましょうね)

ポートアイランドに、六甲アイランド、そして大阪のまち。山の上から広く眺める景色。

こういった景色を子どもたちと一緒に見ていると、体験してはじめて身につくこともあると感じます。

小学校で習う社会という教科も、より広い視点で見ることで実感できるのではないのかな?

高取山から下山

今回は「お手軽ルート」と言うことで長田方面に下山します。途中、何とも言えないレトロな茶屋に遭遇。ここの餃子が美味しいと噂ですが、まだ挑戦したことがないので次回こそは。。。

しばらく歩くと分岐点が出てきます。左手に曲がれば菊水山へと続きますが、今回は直進して長田方面へ。(ここにもトイレあります)

ここから「菊水山」へと行くこともできるよ。

神戸の山歩きにはこちらの地図がおすすめ◎

下山道は舗装された階段ばかりになりますが、ここも急がずゆっくりと。舗装された階段と言えども、階段の幅がまちまちでけっこう歩きにくいので要注意です。

そして、ぜひ所々にある古びた祠や鳥居を見ながら、想像力を膨らましながら、楽しんでみてください。

30分ほど歩くと、長田区の西山地区に到着します。そこから、更に15分ほど南に歩くと地下鉄・長田駅に到着です。

神戸長田の美味しいソース「ばらソース」についてもまとめました。

お土産にいかがでしょうか?

まとめ

今回の高取山ルートはおおよそ2時間程度。お子さんの年齢や体力にもよりますが、この高取山は山に登った感があるのでおすすめです。

また、高取神社から見える神戸のまちも最高です。頑張って登ったからこそ、手にいれることができる「景色」がそこにあるような気がしますね。

次は、高取山を下山後のお楽しみ「カフェ・神戸珈琲物語」についてご紹介いたします。

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神戸市営地下鉄・妙法寺駅から「須磨アルプス・馬の背」についての記事も作成しました。神戸ではなかなか見ることの出来ない景色がここ「須磨アルプス・馬の背」で見ることができます。

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