夏休みは『明延鉱山の鉱山見学』がおすすめ!自由研究にピッタリ!

こそだて

夏休みは子どもとプールや海に行って過ごすのもいいけど、理科や社会にも興味を持つきっかけになるお出掛けスポットってのもいいよね。

(で、自由研究をささっとやって欲しい(←心の声(笑)

森ことり
森ことり

息子たちは特に、理科の成績がいいわけではないけど、鍾乳洞や博物館にはよく行ったよ。

神戸・舞子にある「橋の科学館」は数えられないぐらい。「生野銀山]にも3回。

それがどう影響してるかは、今のところ未知数だけど。。。?!(笑)

こんにちは、森ことり(moricotori.com)です。我が家の夏休みと言えば「加古川で砂金探し」。。。(謎)

そんなちょっと変わった我が家が、夏休みのお出かけスポットとしておすすめなのが、兵庫県にある「明延鉱山と神子畑選鉱所跡」です。

ヒンヤリと涼しくて、それでいて暗くて迷路のような坑内は「探検気分!」そして日本遺産にも認定されている明延鉱山。

日本一のスズ鉱山としても栄え、日本の産業の歴史についても勉強になるかも?!

夏休みのお出掛けにピッタリです!

とらきち<br><br>
とらきち

坑内を見学するには予約が必要だよ。

あと上着(水滴が落ちてきたり、ヒンヤリするので)忘れずにー!!

明延鉱山へ

明延鉱山は兵庫県養父市にあります。

筆者が若い頃は、ハチ高原や鉢伏山のスキー場に行くには、9号線を通ってえーとえーと、、、(汗)とかなり時間を要していましたが、数年前に養父ICができ、神戸からとてもスムーズに行くことが出来るようになりました。

(神戸・大阪から余裕で日帰りOKです!)

鉱山見学には予約が必要?

まず、こちらの明延鉱山は生野銀山のように、坑内を自由に見学は出来ません。ガイドさんと一緒が必須となっています。

4月~11月の第1週の日曜日は、予約なしで坑道見学ができる日曜坑道見学会も開催されていますが、他の日については3日前までに予約が必要となっています。

昭和の稼働時の状態がそのまま残っている為、坑道も複雑でガイドさんが必要なんだよ。

明延鉱山(あけのべのHP)を確認して申込をしよう♪ http://www.akenobe-kozan.com/

・予約は3日前までに                                                      ・4月~11月第1週の日曜日は予約なしで参加できる「日曜坑道見学会」あり
 (10名以上の団体は日曜日でも予約が必要)                        ・所要時間 約60分(行程約650m)                          入坑料金(ガイド料込)
・高校生以上・1,200円                                 ・小中学生・600円                                  ・あけのべ自然学校TEL・079-668-0258                         

いざ坑内へ!

受付を済ませたあとは、ワゴン車で鉱山入口へ移動します。その間もガイドさんが、当時の繁栄していた町の様子をいろいろと聞かせてくださいました。

そして、注意事項をしっかり聞いて、ヘルメットも装着したあとは坑道へと入っていきます。

入口からはすでにスーと冷気が流れてきて「わー涼しい!」。中はとてもヒンヤリとしていて(寒いぐらいだったかも)、坑内は年間を通して12~13度だそうです。

上着も忘れずに!通路は水が出ているところもあるので、スニーカーが◎

坑道は狭くてとても入り組んでいました。見学コースは、実際に使用していた坑道を一部整備して歩くことのできるコースとなっていて、当時のままの岩肌、掘削跡や巨大な鉱脈跡等が見ることができます。

また、ガイドさんが楽しく詳しく話をしてくれるので、とても興味をもって見学することができました。

ちなみに、明延鉱山から掘り出した銅が奈良の大仏に使われたそうですよ。運ぶのに何日かかったんでしょうね。

奈良の大仏
奈良の大仏

ここから運ばれてきたとはビックリじゃ。

明延鉱山の探検坑道には、昭和62年に閉山まで使用されていた車両系鉱山機械、削岩機、1トン鉱車などが展示されています。

当時の機械がそのまま残っているので、近代鉱山の姿をより深く感じることができます。

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所要時間は60分ほど。夏は外と坑道の気温差に気をつけてね!

ガタンゴトンと「一円電車」

写真上は一円電車「しろがね号」。現在はこちら「くろがね号」に乗車することができます。

「一円電車」の正式名称は明神電車。日本一の錫鉱山だった明延鉱山から東洋一の選鉱場と呼ばれた神子畑選鉱場まで、鉱石を運ぶために約6キロの軌道を走っていた鉱山鉄道です。鉱石運搬の合間に、従業員や町の人の足となって走っていた客車の乗車賃が1円だったので「一円電車」という愛称で親しまれ、昭和60年まで運行していました。平成22(2010)年10月に、鉱山社宅跡に敷設された70mの軌道で「一円電車明延線」として復活した一円電車。小さな客車「くろがね号」が、ガタゴトきしみながら走る体験乗車会(定期運行日)では、往時の車両空間と季節ごとの風ををリアルに体験していただけます。ぜひお越しください!

一円電車定期運行あり

7月4日から運行がスタートになりました。入場制限があるようです。

しろがね号
しろがね号

2021年度「一円電車の運行予定日」

7月25日(日)
8月 1日(日)  

8月 8日(日)

8月15日(日)  

8月22日(日)
8月29日(日)  

9月 5日(日)
10月3日(日)

11月7日(日)

また、令和2年より「一円電車体験乗車会」には会費が必要になりました。

いぬた<br><br>
いぬた

大人(高校生以上)・300円
小人(中学生以下)・1円

こどもはやっぱり「1円」なんだね!

くろがね号
くろがね号

あけのべ自然学校                                        (住所)兵庫県養父市大屋町明延          

(受付時間)平日8:30~17:15             

(休校日)土・日・祝日・年末年始(ご利用(予約)がない場合)

駐車場・無料                      

TEL:079-668-0258                  

FAX:079-668-0099     

次回は「神子畑選鉱所跡」についてご紹介させて頂きます♪

明延鉱山で採鉱された鉱石がこの神子畑選鉱所に運ばれてきました。最盛期には東洋一の規模だったとか?!

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