夏休みは『伊根の舟屋』と『天橋立』を満喫しよう!

こそだて

若い頃からいろいろな所を旅してきた筆者ですが、最近になって「歴史を感じる場所」「人々の暮らしや、その土地の文化を感じる場所」が好きなことに気が付きました。それと「空」や「山」が綺麗な場所!もちろん「海」も大好きです。

今は、どちらかというと海よりは山ですが、子どもの頃は電車も通ってないような半島の先にある母の田舎で、夏休みをまるまる過ごしていました。毎日、海水浴に釣り三昧。生まれも育ちも神戸ですが、その半分は自然豊かな漁村で育ったような気がします。

そんな筆者が、少し前に子どもたちと行った京都府与謝郡にある『伊根』がとても心地よくて、今まで行った先の中でも印象的な場所でした。また、股のぞきでも有名な『天橋立』。伊根から車で約30分ほどになります。あわせてご紹介させて頂きます。

神戸から日帰りもOK!夏休み、子どもたちと一緒に伊根の暮らしや、天橋立の歴史に触れてみませんか?

天橋立へ

朝早く家を出て、まずは天橋立に向かいました。先に天橋立に向かったのは、涼しいうちに天橋立を散策し、その後、昼食を伊根の舟屋で「美味しい魚料理を食べたい!」というが希望あったからです。

神戸のややはしっこから、天橋立までは約2時間で到着。特にこの時は道も混んでいなくてナビ通りの時間でした。

そして、有名な「股のぞき」がある場所は、文珠山山頂にある「天橋立ビューランド」なります。 天橋立ビューランド は天橋立を南側から一望できる展望台で、そのビューランドへ行くには、リフト・モノレールのみになります。徒歩や車で行くことができません。

リフト・モノレール乗り場付近では多少、人、車とも混んでいました。筆者たちは運よく駐車場に入ることができましたが、タイミングが合わなければ駐車場探しに時間がかかってしまいそうです。(駐車料金も500円~1000円の所がありました)

リフト・モノレールについて

リフト・モノレール の料金は往復の料金とビューランド の入場料金が含まれています。

ちょっぴり怖かったけど、僕も一人でリフトに乗ってみたよ。

リフト・モノレールの料金

大人(中学生以上) 850円

小人       450円

乳幼児について(0才~小学生未満)
大人1人につき、乳幼児1人無料。

乳幼児2人目から小人料金

この時、小学生になったばかりのとらきちは一人でリフトに挑戦!

スキー場では二人乗りリフトには何度も乗ったことがあったとらきちですが、一人だとちょっぴり不安だったようです。

リフトは小学生以上から一人での乗車が可能。小学生未満のお子さんは膝に進行方向向きに抱いてなら乗車がOKなようです。乗車時間は6分ほどでした。

天橋立ビューランド

天橋立には以前に何度か訪れたことがあったのですが、今回訪れた時には 天橋立ビューランド がとても綺麗になっていてビックリしました。レストラン、カフェ、グッズ売り場の他に、ゴーカート、ミニ観覧車、サイクルカーなどがあって、ちょっとした遊園地です。

この時は子どもたちにせがまれ、コルク銃を使って景品を落とす射的をしました。見事!?2回目で商品をゲットでき、ホッとした母でした。(遊々館・200円~)

また、「飛龍観回廊」と呼ばれる長さ約250mの 龍をイメージした展望台があり、360度のパノラマ風景を楽しめます。(無料)

大江山いく野のみちも遠ければ

とらきち
とらきち

この冬、百人一首にハマった小学生とらきちです。

百人一首のなかに天橋立を詠んだ歌があったね。

「大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天橋立」

作者は和泉式部の娘の小式部内侍だね。

現代語訳は「大江山を越えて、生野へとたどっていく道が遠いので、私はまだ天の橋立を踏んでみたこともありませんし、母からの手紙も見ておりません。」だそうです。

 

智恩寺から廻旋橋

我が家はまずリフトに乗り、天橋立ビューランドで日本三景といわれる景色を堪能してきましたが、もちろん先に天橋立駅付近の智恩寺、廻旋橋を観光してもよいかと思います。

(智恩寺) 三人寄れば文殊の知恵 でおなじみ智恩寺は知恵を授ける菩薩として、学業成就を願う人々が全国各地から参詣に訪れられるそうです。

(知恵の輪灯篭) 観光船のりばのそばにある知恵の輪灯篭は三回くぐると頭が良くなると言われています。昔は船の安全のための航海灯として使われていたそうです。

(廻旋橋) 長さ約36mの廻旋橋は遊覧船や鉱石運搬船が通過する際に橋の中央が旋回し、船が通行出来るようになっています。廻旋橋の下の水路は文珠水道(天橋立運河)と呼ばれ阿蘇海と宮津湾を結んでいるそうです。

天橋立駅付近にはこのような観光スポットと、お土産屋さんや食べ物屋さんがあります。当時、お土産屋さんが大好きだった息子たち。「もう、いい?」とこちらがしびれを切らすほど、あっちを見たり、こっちを見たり。。。

さて、納得のお土産をゲットしたところで伊根へと移動です。車で約30分ほどになります。

伊根の舟屋

まず「舟屋」は知ってはいましたが、見るのは初めてでした。やはり実際に見てみると、その単体よりも町自体がとても美しいと感じました。以前、飛騨高山にある白川郷に訪れた時に感じたことと似ています。まるで別世界に来たようで、少し大げさかもしれませんが「日本にこんな風景があったんだ」そんなふうに感心してしまいました。

伊根のおすすめスポット

向井酒造 

江戸時代から続く造り酒屋です。店内で試飲も可能です。現在の向井酒造は女性杜氏が造るお酒として有名で、先代から娘さんへ家業が引き継がれてからは試行錯誤を繰り返して革新的な酒造りをされています。特に人気なのは紫小町という古代米(赤米)で造られた「伊根満開」で、鮮やかなピンク色に、フルーティーな風味があります。

写真は京都丹後の地酒「伊根満開」の酒粕を使用したアイス最中「あかちゃびん 赤米酒粕アイス最中とアイスクリーム」をパクリ。うーん、冷たくて美味しい。

向井酒造
京都府与謝郡伊根町平田67
TEL 0772-32-0003

伊根町観光協会Instagramより

伊根湾 周遊観光船

子どもたちも大好きな船。遊覧船に乗るのもおすすめです。遊覧船は海ギリギリに建ち並ぶ舟屋を眺めながら約25分かけて伊根湾を周遊します。

観光船では船に群がるカモメにエサをあげることもできますよ。空中キャッチや手渡しなど、上手にあげることができるかな?

大人(中学生以上) 1000円 
小人      500円 

幼児(小学生未満)大人1名につき1名無料

伊根湾 周遊観光船                                  丹後海陸交通株式会社
伊根湾めぐり日出駅
TEL 0772-32-0009

道の駅・舟屋の里 伊根

道の駅「舟屋の里」は小高い丘のにあります。そこから伊根湾に沿って建ち並ぶ舟屋の景色を一望することができます。舟屋をイメージしたデザインの建物に、観光案内所、お土産屋さん、カフェ、レストランなどがあります。見晴らしの良いレストランで、海にカモメに見ながら、地元伊根で獲れた美味しい魚を食べることができます。価格もお手頃な「あら煮定食」は人気だそうです。

道の駅 舟屋の里 伊根「レストラン舟屋」
 京都府与謝郡伊根町字亀島459
 TEL 0772-32-0680
 火曜日定休(祝日は営業)

 

伊根町観光協会Instagramより

筆者たちは舟屋の一角にあるお食事処で刺身定食、煮つけ定食を頂きました。(写真を探したのですが。見つからず。。。)とても美味しかったので、また行きたいなと思いました!

伊根町観光協会Instagramより

番外編・城崎マリンワールド

伊根には舟屋を利用した宿もあります。民宿ようなもの、ゲストハウスようなもの。ゆっくりと伊根を楽しみたい方は宿泊もおすすめです。

宿泊した翌日は、伊根から車で1時間半ほどかけて「城崎マリンワールド」行くコースもあります。城崎マリンワールドは兵庫県豊岡市にあるに人気の水族館です。

大迫力のイルカショーに(以前、息子たちと行った時は花火が上がっていました!)、大きな鳴き声に思わずびっくりしてしまうトドショーもありました。

また、イルカと一緒に泳いだり、海の生き物をさわったりすることもできます。アジ釣り体験も人気です。釣った魚は、向かいにあるアジバーにて、1匹50円でフライにしてくれますよ。釣りたて新鮮なアジフライ美味しいですよね~♪

まとめ

今回は天橋立から伊根・舟屋地区の日帰りコースをご紹介させて頂きました。お時間がある方は、宿泊されて城崎マリンワールドにも足を伸ばしてみるのもいいかもしれないですね。

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お得にこの夏も楽しみたいですね!ぜひ「アソビュー」のぞいてみてくだい♪

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