先日、行きor帰りに「片道にロープウェイを使って楽しむ登山コース」をご紹介しましたが、「そうだ!ここもあった!」と 「神戸・布引ハーブ園」 追加させて頂きます。
今回ご紹介する「神戸・布引ハーブ園」へのハイキングコース。新神戸駅から出発して、約1時間ほどで到着します。
こちらのコースは短いながらも、布引の滝、猿のかずら橋、五本松の隠れ滝、布引貯水池と見所いっぱいです。

お子さんと一緒に、また初心者の方もおすすめのコースとなっています!

でも、歩いていくのははちょっと。。。
そういう方は、「神戸・布引ハーブ園」について載せていますので、目次をクリック頂ければそちらから読むことが出来ます。
- 神戸布引ハーブ園では下記のフェアを開催予定です
- 9/11(土)~12/5(日)より秋のガーデンフェスタ「GARDEN FEST 2021 -Autumn-」
- 「ドイツ祭 – Beer & Wine Fest –」9/11(土)~11/28(日)
- 「ハロウィンフェア」9/11(土)~11/3(水・祝)
9/15(水)「老人の日」として、神戸市内在住、65歳以上の方はロープウェイ乗車+ハーブ園入園が無料です。(年齢、居住地が分かるものの提示が必要です)
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に行かれても楽しいかもしれませんね!
ハーブの香りに包まれて、見える神戸の景色も最高!リフレッシュにもってこいのスポットです。お子さんが楽しめるアイテムもありますよ!
では、今回も新神戸駅からスタートです!
新神戸駅からスタート

何度かこちらのブログで登場している、新神戸駅からのスタート、もしくはゴール。詳しくはこちらの記事にも載せています。
新神戸駅をスタートして「市ケ原」へ
谷上駅~「森林植物園」~新神戸駅
県庁前駅~再度山「大龍寺」~新神戸駅

駅チカのコースなので、車を利用しない場合はとても便利です。

では、今回も案内板で目的地とルートを確認。
もちろん、出発前には必ず地図で確認をしていますが、現地でも確認するようにしています。
この作業をお子さんと一緒にするのがおすすめです。
「早く行こうよ~」という感じかもしれませんが、ポイントを確認することで、イメージがわきやすく、グッと山歩きがラクになりますよ。


まずは雄滝を目指します。布引の滝は雄滝・雌滝・夫婦滝・鼓ヶ滝の4つの滝の総称で「日本の滝100選」にも選ばれています。

マイナスイオンもいっぱいだね!
布引の滝「雄滝」


「うーん、きもちいい!」顔に水しぶきがかかるくらい、この日もとても勢いよく流れていました。
そして「おでん」がおすすめ、ナント!創業100年以上!おんたき茶屋は、今回はスルーします。また次は、紅葉を見ながら、大根ハフハフも最高だなぁ。。。(笑)


おんたき茶屋を抜けると見晴らし台に到着。間近に神戸の街が一望できます。
ここまで新神戸駅から約15分ほど、こちらにはトイレもあります。
猿のかずら橋


そして「猿のかずら橋」以前に比べ、随分とサルナシのツルが取れてしまっています。ツルナシ?!


立ち入り禁止の看板がある門扉の向こうには、布引ダムが見えます。門の装飾も当時のようすを伺い知ることができます。
布引貯水池(五本松堰堤)


新神戸駅から布引貯水池 (五本松堰堤) までは30分~40分ほどで到着です。
貯水池の青いみなもには、木々が映り、頭の上をロープウエィ通っています。貯水池の周りにはベンチ、トイレもあり休憩するには、とてもいい場所です。
紅葉の木もたくさんあり、これからの季節は更に目を楽しませてくれます。筆者は「ここまででも来る価値はあるんじゃないかな」と思っていますが。
さて、貯水池のベンチで休憩した後は、ハーブ園へと向かいます。

ここからハーブ園までは10分ほどです。

貯水池を抜けてところで看板が出てきます。直進すれば川遊びが出来る「市ケ原」へ。右折すると「布引ハーブ園」へと行くことが出来ます。
布引ハーブ園に到着


舗装された道を10分ほど歩くと、ハーブ園の門が出てきます。一見「開いてるの?」と思ってしまいますが、開園時間内であれば開いています。イノシシ予防の為、自身で扉を開けて出入りするようになっています。

門扉の向こうを少し上がっていくと、布引ロープウェイに中間駅「風の丘駅」に出てきます。その風の駅から、ハーブ園山頂駅まで目指します。

神戸・布引ハーブ園には車では行くことが出来ません。徒歩かロープウェイになります。

ハーブ園山頂駅までは、寄り道箇所がたくさんあります。
景色やガーデンを見たり、ちょっとした遊べる場所も。


輪投げや落書き黒板、けん玉もなんてもありました。

そして、ゆらゆらハンモックも。
うーん、とっても気持ち良さそう!本気で寝てしまいそう(笑)

この日伺ったのが8月末。ヒマワリ・ガーデンは終わり、コスモス・ガーデンに向けて準備が行われていました。今の時期は植物たちもちょっと暑さそうです。

寄り道しながら、約25分ほどで到着。
暑さが残るなか、今回のコースではここの道が一番しんどかったかも。。。(意外に傾斜もあります。)
布引ハーブ園山頂駅

布引ハーブ園山頂には、展望プラザ、レストラン、ショップ、香りの資料館、森のホールなど。
少し下った所には、グラスハウス(レストラン、カフェ、ハーブの足湯)、誓いの鐘などがあります。
ロープウェイで来られる方はハーブ園山頂駅で下りて、ゆっくり景色を見たり、お昼を食べたりお茶したり。
帰りはいろいろな庭を見ながら、中間駅である「風の丘」まで歩いて、ロープウェイで下りるのが一般的です。

ショップ・売店など


山頂駅には神戸養蜂場(株式会社トーマス)が手掛ける売店があります。ハーブとハチミツを使ったメニューがおすすめです。
神戸市北区にある「はちみつのテーマパーク・神戸養蜂場」についてはこちら。
はちみつ好きにはたまらない「はちみつワンダーランド」になっていますよ。
またお向かいには、ドイツ料理の売店も。しっかり食事を楽しみたいという方には、ショップの2階にはハーブをふんだんに使ったレストラン「ザ・ハーブダイニング」もあります。
メイン料理はパスタ・肉・魚から一品。これに前菜とパンがついて3190円。お子さまメニュー(小学生)は1210円。


ショップではハーブを使ったコスメ、小物、ハーブティーなどたくさんの種類が販売されています。また、ハーブの苗木も置いてあります。


ハチミツにめっちゃ凝っていた時があった筆者です。その時はよく神戸市北区にある「神戸養蜂場」にも伺っていました。
グラスハウス

山頂駅から5分ほど歩いたところに、グラスハウス(温室)があります。



わー、バナナだ!普段あまり見ない植物があるのは面白いね!


こちらのグラスハウス内にある、クラフトコーナーでは「サシェ(香り袋)」作り体験を開催しています。(参加費・600円)

無料の「ハーブガイドツアー」も人気だよ!
約100種類のハーブが集うハーブミュージアムにて、フレッシュハーブの香り、色、味に触れながら、活用法や栽培法をご紹介。
【時間】11:30~12:15、14:00~14:45(1日2回開催)
【集合場所】展望プラザ ウェルカムガーデン前
【場所】ハーブミュージアム
※少雨決行。天候状況により室内でのガイドに変更となります
カフェラウンジ「ザ・ヴェランダ」

グラスハウス(温室)を抜けたところに、洋館をイメージした カフェラウンジ「ザ・ヴェランダ」 があります。
1階はソフトクリーム、ドリンク、ハーブハンバーカーが販売されています。
ハーブハンバーカーは1050円とちょっぴりお高めですが、サイズも大きく具材もいっぱい入っています。
2階は少し落ち着いた雰囲気です。2種類から選べるハーブティーや季節のフルーツを使ったデザートプレートなどが人気です。

今回は「レモングラスブレンド」を頂きました。スッキリだけどほんのり甘く、とても美味しかったです。イッキに飲んでしまいました。
ハーブの足湯


無料で入れる「足湯」もあります。タオルを忘れた方は100円にて購入することもできます。
さて、お腹も心も満たされたら帰宅としますか。。。
帰りはロープウエィ、歩いての2コースご紹介します。
ロープウエィ
中間駅の「風の丘」よりロープウエィに乗ると料金が変わってきます。
- 【半道券】 大人750円・小人(小学生・中学生)380円
- 【片道券】 大人950円・小人(小学生・中学生)480円
- 【往復券】 大人1500円・小人(小学生・中学生)750円
★ロープウエィの料金にはハーブ園の入場料が含まれています。
中間駅からの入園は大人200円・小人100円が必要です。(小中学生はのびのびパスポートの提示で無料になります。)
歩いて下山する場合は、最短ルートであれば約30分ほどで可能です。
帰り道は?


帰り道はもと来た道を戻り、布引貯水池、五本松の滝、御滝を通って、新神戸駅へというルートもありますが、もう少し時間や距離を短くしたいという方は、車道を歩いて新神戸駅東側に下りてくるというルートもあります。
ハーブ園の門をくぐり、右に行けば行きと同じ道ですが、左に行けば車道をくだっていくことができます。
こちらの車道ですが、大通りに出るまで一台の車も通りませんでした。比較的、交通の少ない道となっています。
ただ、途中から木陰も少なくなっているので、暑い時期は十分に気を付けてくださいね。
緩やかに下った道から神戸高校第一高等学校を通り抜け、さらに5分ほど歩けば、新神戸駅の東側に出てきます。橋の上からは新幹線が駅に止まっている様子を見ることができます。
まとめ
今回は新神戸駅から布引ハーブ園へのハイキングコースをご紹介しました。「帰りは疲れてしまった」という方は、ロープウエィを利用するのもおすすめです。
少し暑さが和らいできて、山歩きを楽しめる季節となってきました。ぜひ、お子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね♪

頂上で「ソフトクリーム食べれるよ!」が誘い文句になるかも?!(笑)