これからの季節、修ヶ原池の湖畔に映る、サクラやツツジが美しい再度公園。大きな池の周りにはベンチもあって、のんびりお茶したり、お弁当を広げるにはもってこいの場所です。
そんな「再度公園」へは、車でびゅーんと行くこともできますが、やっぱり歩いていきたいですよね。
再度公園に行くにはいろいろなハイキングルートがありますが、今回はその中でもわりと歩き易く、そして静かな山道を満喫できるルートご紹介致します。
以前に、再度公園の少し手前にある、歴史の深い大龍寺へと向かうハイキングコースをまとめました。
今回は大龍寺はスルーしますが、同じように神戸市営地下鉄・県庁前からスタートして、ビーナスブリッジ、大師道を通り再度公園へと向かうコースです。

往復3時間ほどのコースとなります。
難しい箇所は特にありません。お子さんや初心者の方も歩き易くなっています。
とはいえ、体力にかなり自信のない方は、もう少し小さい山からチャレンジしてみてくださいね。
県庁前からスタート

以前と同じように神戸市営地下鉄・県庁前駅を下車。西2番出口の階段を上がって、こちら階段横の歩道を北へ進むと、しばらくして右手に相楽園入口が見えてきます。


相楽園についてはちょっぴり「大龍寺」の記事に載せています♪
よかったら覗いてみてください。
さらに北へ上っていくと突き当りに、諏訪山公園入口が出てきます。その公園内に入って階段を上がっていくと、諏訪山神社、金星台広場まで10分ほどです。


こちらの海軍営之碑は、勝海舟が神戸で海軍が誕生した経緯と、それを可能にした将軍徳川家茂公を讃え製作された石碑だそうです。

正直、何と書かれているか分かりませんでしたが。。。
港の町「神戸」にあるべき貴重な碑であることは確かですね。

左側の舗装された道を上がっていきます。すると5分ほどでビーナスブリッジに到着です。
ビーナスブリッジ

金星台から5分ほどで、あのグリーン?ブルー?「ループ」が見えてきます。県庁前駅からだと15~20分ほどかかります。
かつては「恋人の聖地」として知られていたビーナスブリッジですが、今は少し陰りが見られるようです。
以前は鈴なりにぶら下がっていた南京錠も、チラホラと何だか寂しそう。。。

でも、ビーナスブリッジから見える神戸の景色は健在です。
写真では分かり辛いですが、神戸タワーがリニューアル工事の為、白い布に覆われているのが見えました。
ちなみに、ポートタワーですが2022年1月14日より、「ウォーターフロントプロジェクト」というポートタワーをアートのキャンバスに見立てた「プロジェクションマッピング」が行われています。

その大きさは最大80m! 19:00~22:00の間、毎時0分・30分の計7回、1回あたり約7分間の映像が写し出されます。

ポートタワーのプロジェクトマッピングは、メリケンパークにある観覧場所からきれいに見れるみたいだよ!また行ってみたいな。
大師道へ

さて、このビーナスブリッジから再度谷を通って、大師道へと向かいます。
ここビーナスブリッジにはの無料の駐車場があります。そこに車を停めて山歩きをスタートされる方もいらっしゃいます。
再度谷・大師道への入口は駐車場の道路を挟んでで向かです。
トイレは諏訪山公園・ビーナスブリッジ・大師道に入る手前の稲荷茶屋付近にありますよ。

この「大師道」ですが、弘法大師・空海が再度山にある「大龍寺」へ向かう際に歩いたとされることから、このような名が付いたそうです。
また、再度山の山名は、空海が大龍寺に二度訪れたことに由来されているとか。
そんなことを思いながら、山道を歩くのもなかなか風情があります。

そして、稲荷茶屋から1時間ほどかけて猩猩池に到着。猩猩池は残念ながら干上がっていました。
でも、池のほとりにあるサクラの木は芽吹いています。もう少ししたら良いロケーションが望めそうです。
そして、さらに10分ほど歩くとジャズカフェの「はなれ家」があります。
以前、大龍寺に行く際にお店の前を通ると素敵な音楽が流れていましたが、今回は残念ながら耳にすることはできませんでした。
けれど、お隣にある「はなれ家ガーデン」が営業していました。

おにぎりや小鉢が付いた「豚汁ランチ」、自家製の「シフォンケーキ」気になります。
後ろ髪をひかれる思いで、次へと進みます。

約10分ほどで大龍寺に到着しますが、今回はその左にある脇道を通って、再公園へ向かいます。
5~10分ほどすると道しるべが出てきて、真っすぐ行くと鍋蓋山、菊水山に行ってしまうので、右へと曲がります。

もうすぐ再度公園です。と、その前に再度山山頂へ行く道があります。

山頂には基準点があるだけで、特に見晴らしが良い訳でもありませんので、今回はスルーします。
再度公園・修ヶ原池

そろそろ喉が渇いてきたな、小腹が空いてきたな、というところで再度公園に到着です。

池のまわりにあるベンチにて小休止。ほんのりと汗はかいていましたが、まだホットコーヒーが美味しい。そんな訳でお湯を沸かしてくれました。
我が家が使っているのは、プリムスのシングルバーナー。いろいろと使ってみましたが、一番こちらが使いやすく重宝しています。
そしてクッカーはDUG(HEAT-1)。シンプルで耐摩擦性に優れたブラックアルミを使用しています。

また、クッカーの底部にあるヒートエクスチェンジャーにより、素早くお湯も沸くことだできます。
重さは206g。サイズは130H×120mmΦ(1000ml)

今回は出番がありませんでしたが、モンベルの「アルパインクッカー」も、軽くて耐久性もありモンベルならではの安定の使い心地です。

せっかくだから何か食べたいな、という方には修ヶ原池のほとりにカフェ「Re cafe」があります。
マフィン、チョコが美味しいとウワサです。

さて、一息ついたところで下山です。最短で下りるとすると、大師道→市ケ原→布引の滝→新神戸ですが、今回は「県庁前駅付近でカレーを食べる」というミッションがありましたので
途中まで来た道を戻り、ビーナスブリッジ、諏訪山公園を通らず、神戸山手中高等学校方面に下りてくる道を選びました。
ちなみに、時間はある方は猩猩池から東側のルートを行くと、神戸とイカリのマークで有名な市章山、錨山へも行くことができますよ。

帰りは行きに比べ随分と早く、約1時間ほどで県庁前駅に到着です。お腹も空いてきたので、速足になっていたのかな?いや、そんなことはないと思いますが(笑)
あんまり下りを頑張りすぎると、膝が痛くなってしまう40代後半です。
では、カレー屋さんへと向かいます。カレー屋さんは、みなさん興味あるかな?どうかな。。。?
またご要望があればアップしたいと思います!
市ケ原から新神戸のコースはこちらにまとめています。
暖かくなってきたこの季節、親子で(そうじゃなくても!) 山歩きを楽しんでみてくださいね♪
いろいろな発見があるかも?!そうそうこの前は「コンコン、コンコン」と音がしていたので、上を見上げるとキツツキが。
キツツキを見つけたのは、こちら小野アルプスでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また、次回も遊びにきてください♪