山口県へ家族でぷちトリップの続きです。神戸から車を飛ばし、途中、宮島サービスエリアで一服し「宮島どこ?どこ?」と言いながら、その後も順調に秋芳洞へと到着しました。
唯一残念だったのが雨だったということ。ザーザーと降る大雨ではなかったのは救いです。

さて、秋芳洞入口近くにあるお店で山口の名物料理「ぜんじかっぱそば」を頂き、腹ごしらえも済んだところで、ワクワクしながら秋芳洞へ入洞しました。
神秘的で静かな洞内を興味津々歩いて行くと、途中秋吉台展望台へ行くコースと黒谷へ行くコースに分かれます。
私たちはそこから秋吉台展望台へ行くコースへと進みました。エレベーターを上がっていくと秋吉台へと出ます。
FISHMANことパパさんははじめて秋吉台ですが、筆者と子どもたちは7.8年ぶりの秋吉台。
そして今回、長男が「もう一度行ってみたい!」という念願の秋吉台。
山口県に旅行に行ってみたいな♪という方のご参考になれば嬉しいです。
前回の秋芳鍾乳洞についてはこちらに載せています。
秋吉台ってどんなところ?
秋吉台は秋吉鍾乳洞の上に広がるカルスト台地です。場所は山口県美弥市にあり、お隣は山口市、萩市、下関市などになります。

そもそもよく聞くカルスト台地って?
カルスト台地とは、水に溶けやすい岩石が含まれた大地が、雨水や地下水などの水によって浸食されてできた特殊な地形のことをいいます。
その地表にはドリーネというすり鉢状の形をしたくぼみがあり、地下には鍾乳洞が発達するという特徴があります。

秋吉台の下にある秋芳洞、景清洞、大正洞もカルスト台地を雨水や地下水が浸食して誕生した鍾乳洞になります。

日本ではこの秋吉台の他に、福岡県の平尾台、広島県の帝釈台、四国カルストなどがあります。
そのなかでも、秋吉台は総面積は5400haという日本最大級のカルスト台地になります。
秋吉台のカルスト台地の総面積は5400ha、標高は180~420mほど。その東側は特別天然記念物、国定公園にも指定されています。
秋吉台展望台・Karster

秋芳洞からエレベーターで上がると秋吉台へと出てきます。展望台へはそこから徒歩10分ほどになります。
展望台の2階は円形になっていて、360度のパノラマビューを楽しめます。そのお隣には「Mine秋吉台ジオパークセンター「Karster(カルスター)」があります。
以前に来た時は、昭和な香りのするセンターでしたが随分とお洒落な施設に様変わりしていました。

ジオパークセンターの愛称「カルスター」はカルストと星(スター)の造語だって。
カルスト台地で星を見たい!っていう、オレの願望にピッタリなところです。

カルスターから見える景色は抜群です。とは言え、7年前に伺ったのは上の子が夏休みでした。
その時は、グリーンに広がる草原がとっても綺麗でしたが「そうだよね、今は茶色だよね」という感じでした。
でも、目の前に遠く一面にゴロゴロと転がっている白い石灰岩。とても不思議な光景です。

カルスター内では秋吉台の魅力の発信や、レンタサイクルも行っています。またカフェスペースもあります。

雨が止んだら、自転車を借りて秋吉台を軽快に走りたかったんだけどなぁ。。。
天気の良い日はぜひ、みなさん楽しんでみてください。確か料金は通常の自転車が1000円、電動自転車が2000円だったと思います。

秋吉台を見ながらのソフトクリームにシャーベット。特にソフトクリームが人気のようです。


また、ここでも「モンベルクラブ」が大活躍です。モンベルカードの提示でシャーベットが100円割引になります。
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ジビエ・ホットドックも気になります。
カルスターではフリーWi-Fiになっているのも嬉しいところです。ゆっくりとした時間を過ごすことができますね。
KARSTER基本情報

住所:山口県美祢市秋芳町秋吉11237-862
電話番号:0837-63-0040
営業時間:9:00~17:00
定休日:年末年始
駐車場:無料
秋吉台科学博物館
カルスターから少し歩いたところには、秋吉台科学博物館があります。当時「天然石」や「化石」が大好きだったいぬたは、ここに行って大興奮していましたよ。
秋吉台科学博物館
秋吉台の地質や地形、動植物、考古など、秋吉台に関することを知ることができます。館内にはサンゴやフズリナ、アンモナイトといった小型の動物からヤベオオツノジカやニッポンサイなど、秋吉台で産出した多数の化石やコウモリなど鍾乳洞に生息する生物も展示されています。
住所:〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉11237-938 電話番号:0837-62-0640 開館時間:9:00~17:00 休館日:毎週月曜日及び年末年始(12月28日~1月4日) 入館料:無料
カルストロード

秋吉台は「カルストロード」という人気のドライブコースあります。今回は茶色がメインでしたが、春夏には青々とした草木が広がる草原が続いています。そして、その合間から見える白い石灰岩が何ともいえない良いアクセントにもなっています。
民家やコンビニもなく、遠く遠く伸びている一本道。まるで映画のワンシーンにも出てきそうな風景です。
そして、このカルストロードの先に秋吉台サファリランドがあります。カルスター・展望台から車で15分ほどになります。
秋吉台サファリランド


今回は天気もあまり良くなかったので、秋吉台サファリランドはパスしましたが、7年ほど前に行った時の感想を以前のブログに載せていました。
15歳のいぬたは「もう一度行ってもいいかも〜♪」と言っていたサファリランド。過去のブログにはこんな感想が。。。
餌さやりバスに乗ってライオンにお肉もあげました♪
「餌さをあげたら、早く扉をしめてー!」って焦ってる長男が、なんとも面白かったです(笑)
他にも虎、熊、チーターも間近で見ることができました。
ふれあい広場では、いろいろな種類の動物を触ったり
ライオンの赤ちゃんとも撮影をしたり象の餌さやりも。
象のダイ君が手から、人参やパンを鼻に上手に挟み、クルっと口に持っていく姿。
子どもたちも間近で見ることができ、驚きと感動があったようです
園内はとっても広々として
ゆっくりと楽しい時間を過ごすことが出来ました。
我ながら「秋吉台サファリランド」Good choice!!でした(笑)

宿泊したゲストハウスのオーナーさんも、「最近、秋吉台サファリラン」に行くファミリーも多い!」と言っていましたよ♪

レッサーパンダが見えるレストランも人気のようです。

そして、秋吉台サファリランドから車で15分ほど西に走ったところにある、コバルトブルーの湧き水がとても綺麗な別府弁天池もおすすめです。
別府弁天池

「フォトジェニックな絶景」として最近注目を浴びているのが「別府弁天池」です。
この別府弁天池は、その昔、開墾した長者が水不足で悩んで、諏訪大社に祈願したところ「弁財天を祀り、青竹を杖に水をたずねよ」とお告げを受け、そのようにしたところ、水が湧き出てきたという伝説があります。
別府弁天池の水は、カルスト台地に含まれているドリーネの池から湧き出ていて、日が当たると水がコバルトブルーに!日本の名水100選にも選ばれています。
近くにはニジマス釣りや釣ったニジマスを食べることも出来るお店もあるので見ても楽しい、食べても楽しい別府弁天池おすすめです。

次回は秋吉台周辺の宿について、レポしたいと思います。
山口市内に行くとビジネスホテル、温泉宿はたくさんあるのですが、秋吉台の近くにはあまりありません。
そんななかで今回、選んだ宿泊先は。。。?
旅行やお出かけに持っていきたいおやつたち~♪
最後まで読んで頂きありがとうございます。また次回も遊びに来てください♪