GWのなか日。仕事が休みだったので山歩きに行ってきました。子どもたちが学校から帰ってくる夕方までには帰ってきたい。なんならランチもしたい。ブラブラまち歩きもしたい。。。(笑)
そんな訳で、新神戸駅からサクッと登れて、それでいてリフレッシュもできる「神戸・布引ハーブ園」目指すハイキングコースにしました。
以前にも「布引ハーブ園」のハイキングについてご紹介しています♪
この時は9月の初めでまだまだ暑い時期で、植物たちもその暑さにあまり元気がありませんでした。
今回はどうやら、ブルーの小さな花が可愛らしい「ネモフィラ」が見頃のようです。最近、淡路島や各地で人気の「ネモフィラ」
山歩きの楽しみにさらに一つ、二つと「楽しいこと」「興味のあること」「好きなこと」をプラスして。
では、今回も新神戸駅からスタートです!
新神戸駅から布引の滝(雄滝)へ

新神戸駅の東側を出てすぐに「これじゃぁ間違わないだろう」という大きな看板?があります。ここを北へ上っていくとノスタルジックなレンガ造りの橋に出会います。

この砂子(いさご)橋が作られたのは明治33年(1900年)。布引水源地水道施設の重要文化財に指定されています。
今から100年以上もずっと「いってらっしゃい」「おかえりなさい」とハイカーたちの姿を見守っているようです。

新神戸駅から布引の滝(雄滝・おんたき)までは約10~15分。こちらの階段をずんずんと登っていくと、だんだんと勢いよく水が流れる音が聞こえてきます。

布引の滝といえばこの雄滝(おんたき)ですが、実は「布引の滝」は雄滝・雌滝・夫婦滝・鼓ヶ滝の4つの滝のことを言います。
その中でも一番大きい滝がこの「雄滝」で落差は、ナント43m! 「日本の滝100選」にも選ばれています。
この日は一昨日に雨が降ったので、水量もかなり多く勢いもあって、柵の手前にいても水しぶきがかかるくらいでした。

新神戸駅から近いので「観光」に来ている人もたくさんいるよ。
そこから少し歩くと、ここも創業100年以上の「おんたき茶屋」に到着します。

おでんが美味しい「おんたき茶屋」も夏の装いになっています。「ところてん」「アイスクリーム」の看板が涼しそう。
ちなみにラーメンもおでんと肩を並べる人気メニューです。
みはらし展望台からさるのかずら橋、谷川橋へ

おんたき茶屋を過ぎると5分ほどで「みはらし展望台」に到着します。こちらにはトイレやベンチもあって、小休止するにはとても良い所です。

現在は随分と蔦が取れてしまった「さるのかずら橋」 (こちらは平成18年に六甲山の瀬戸内海国立公園編入50周年記念に「サルナシのツル」を再利用して装飾を行ったものです。)

さらに進んでいくと大正初期に造られた「谷川橋」が出てきます。こちらも重要文化財に指定されています。この頃には珍しい新しい技術が使われた鉄筋コンクリート製の橋になっています。
五本かくれ松滝から布引ダム・貯水池へ

またまた滝が出てくるのは嬉しいところ。こちらは「五本松のかくれ滝」といって5本の滝からなっています。
雨でダムが満水になって放流するときだけ現れる「幻の滝」らしく、水の量が少ない時は小さな滝は見られないこともあるようです。

五本松かくれ滝の斜め左手には布引五本松堰堤(ぬのびきごほんまつえんてい)、通称「布引ダム」が見えてきます。
なぜか、この扉から見る布引のダムが好きで、くる度にここで写真を撮っています。。。
「布引ダム」は明治33年(1900年)に日本で初めて造られた重力式粗石コンクリートダム。こちらも100年以上も現役で神戸の水道を支えています。
そこから少し階段を上っていくと、新神戸駅から約35~40分「布引貯水池」に到着です。

布引貯水池の上をスーと通っていくロープウエイを見上げるのも、何だか楽しいです。

30~40分なんてあっという間の気がするけど、川の流れる音や鳥の声を聴きながら、途中、滝や橋、ダムもあったで、見応もあり、かなり充実したコースになっています。
ここでランチタイムもありですが、今回はもう少し歩いて「神戸・布引ハーブ園」へと行きます♪
布引貯水池から「布引ハーブ園」の分岐点までは5分ほど。そこからハーブ園の入口までは10分ほどになります。(計15分ほど)

ハーブ園では山頂駅まで20~30分ほど歩きますので、まだ余力は残しておいてくださいね!
では長くなりそうなので、ここ布引貯水池から「布引ハーブ園」は次回に書きたいと思います。
ハーブ園の現在のようすも詳しくお伝えしますね。では、次回もぜひ遊びに来てください♪

【続き】布引貯水池から布引ハーブ園についてまとめました。