これから暑くなってくる季節。朝の涼しいうちにサクッと山登りを楽しむ「朝の山活」がおすすめです。
「朝の山活」というと聞こえは良いのですが、実は子どもが昼から部活なので、それまでに帰ってきて昼食を作り、送っていかないといけないといけないという
つまり「昼から時間がない」という、少しも優雅ではない「朝活」なのですが。。。
では、今回はそんな時間がないなかでも「登った感」を味わえる山をご紹介したいと思います。
神戸市須磨区と長田区に位置する「高取山」通称「たかとりさん」。山上には「高取神社」があります。

標高は328mと高くないですが、途中「荒熊神社」、そしてゴール地点での「高取神社」から見える景色はなかなかのものです。
神戸市営地下鉄・妙法寺駅(今回は妙法寺駅・北側の駐車場)からスタートですが、登山口まで約20分。登山口から荒熊神社まで約30分。高取神社まで10分の約1時間。 帰りも同じルートを通りますが、もう少し早く下りることができますので、往復2時間もかからないコースとなっています。
では、「朝の山活」開始です~!!
妙法寺駅からスタート

今回は妙法寺駅の北側にある、駐車場に停めてスタートです。こちらの駐車場は1時間100円(1日500円)となっています。

まずは妙法寺小学校を目指します。(妙法寺駅から10分ほどで見えてきますよ♪)

小学校が見えてきたら、小学校の角を左に曲がります。さらに5分ほど歩いて行くと大きな木が見えてくるので、そこを目印に右に曲がります。

「六甲縦走路」の一部である高取山登山ルート。ポイントポイントに「六甲全縦」という矢印が出ているので、とても分かり易くなっています。
(ちなみに、方向音痴の筆者でも今までに間違ったことはありません^^)

とは言え、いつもこちらの「地図」はザックに入れて持ち歩いています。

民家の間を抜けてしばらく歩いていく、左手に金網が見えてきますので、その手前を左に曲がります。

左手には竹林、右手には畑、少し登り坂を上ったところに公園が見えてきます。その先が高取山の登山口になります。
高取山登山口

登山口に着いたのは7時半前、すでにトレイルランの格好をした方が数名いらっしゃいました。
もっと早起きして、須磨浦公園から走って来られているのでしょうか。。。
六甲縦走路の一部「須磨浦公園から須磨アルプス」はこちらにまとめています。
そんななか筆者たちは、高取山登山口からスタートです。山に入るとまだ山の中は「うす暗い」ぐらく、そして少し肌寒い感じでした。
フリースまでは要らないけど、長袖の羽おりものがあってよかったです。

そして、こちらの「高取山」ですが、思ったよりも「斜度」があることで有名です。
328mと低山ではありますが、そこを螺旋状にわりと最短にぐるぐるぐると登っていくというイメージで
足元も整備された階段よりも、岩場や木の根っこが多くあります。
(かと言って「芦屋ロックガーデン」のように岩場がたくさんある訳でもありません。)
初めて登られる方は「意外に登った感があった!」という方も感想も多いです。

15分ほど登って行くとベンチがあります。さらに10分ほど行くとちょっとした「鎖場」が出てきます。

鎖場といっても2mほど。そしてこの鎖場を過ぎると、あと少しで「荒熊神社」に到着です。

荒熊神社に到着

「荒熊神社」に到着したのは8時前。まだ神社は閉まっていました。
荒熊神社から高取神社は10分ほどですので、今回はここで休憩せずにそのまま歩きますが、荒熊神社のお隣には展望スペースがあって休憩にもピッタリの場所です。

天気の良い日は、そのお隣の「三角点・憩いの広場」でランチも楽しいかも♪

右手には神戸の海が広く見えるこちらの場所も、筆者の好きなスポットの一つです。
朱い鳥居の下をくぐって、しばらく行くと「高取神社」に到着です。
高取山頂・高取神社

こちらの階段を上っていくと「高取山山頂」へ。高取神社はその手前にあります。

8時すぎですが、長田方面から来られている方もわりといらっしゃいました。なかには毎朝、お参りに来られている方もいらっしゃるようです。

こちらの東側の石段を下りていくと長田方面へと行きます。
長田方面へ下山についてはこちらにも載せています。あれから何度か高取山に行っているのですが、月見茶屋で「餃子」はまだ食べていません(涙)
今回は、長田方面へは行かず来た道を戻り帰りました。
約2時間弱のコースですが、朝のヒンヤリした空気の中での山歩きは、とても気持ちよくリフレッシュにもなりました。
これから暑くなる季節、ますます「朝の山活」にハマりそうです。
みなさんのおすすめ「朝活」ありますか?

神戸の山歩きにはこちらのガイドブックもおすすめです。
六甲山だけではなく、神戸の山々25コースも載っています!
女性ならではの視点が「いいポイントついてるなぁ」と感じる一冊です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。次回も良かったら遊びに来てください♪