6月の梅雨の時期、なかなか外でも遊べない。室内パークもいいけどなぁ、頻繁に行っているとお金もかさんでしまうしなぁ。。。
そんな時、親子で楽しめる工作はいかかでしょうか?!
今回、保育士資格をもつ筆者のおすすめするのが、100円ショップのパステルを使った「パステルアート」です。
「パステルアート」はパステルを削って粉状にして、指でクルクルっと描きます。
特に高いデッサン力が必要ありませんので、絵が苦手というお子さんでも楽しむことができます。
また、パステルの柔らかく優しい色合いが「癒し効果」にも。

それに「パステルアート」の楽しさの一つは「パステルを削る」こと。
茶越しでシャカシャカとパステルを削るのは夢中になっちゃうよ(笑)
では、作っても楽しい、飾っても可愛いパステルアートで作る「カエルのポストカード」をご紹介させて頂きます。
こちらのブログ(ぬーといとっく)では、3.4歳のお子さんから小学生のお子さんたちが、30分~1時間ほどで楽しめる工作をご紹介しています。
(特に作品にクオリティの高さを求めるものではありませんので、ご了承ください)
基本的にはご家庭にあるもの、100円ショップで購入できるものを材料としています。
用意するもの

パステル・茶越し・ポストカード・消しゴム・型紙用厚紙
パステルを削った粉をのせる紙 (コピー用紙など)・机が汚れないように敷く新聞紙等・ウエットテッシュや雑巾など。

パステルの粉がこぼれることがあります。
汚れてもよい服装で作業をすることがおすすめです。
また、パステルを指につけて描くので手も汚れます。
ウエットテッシュなど、手を拭くものが側にあるととても便利です。
型紙作り

今回は6月ということで「カエル」と「傘」にしましたが、もちろん、アジサイやカタツムリなども、6月らしくていいですよね。
ポストカードサイズの厚紙に下書きしていきます。直接、ポストカードよりも大きい厚紙に下書きしてもOKですが(下記図④)、バランスが分からない、型紙を複数作りたい方は
まずは、型紙を作り(図①)、型紙より一回り大きい画用紙に写し(図②③)、図④のように中を切り抜いていく方法がおすすめです。




色を塗っていく

茶越しを利用して、パステルを削っていきます。

ワークショップを開催していると、必ずといってよいほど塗ることを忘れて、ひたすらパステルをシャカシャカと削っている子を見かけます。カラフルな細かい粉がちいさな山に積もっていくのは、見ていていて楽しいですよね♪

削ったパステルを指につけクルクルと回しながら、色を付けていきます。
薄い部分は何度か重ね塗りすることで、しっかりと色が付きます。

100円ショップで販売しているパステルは、色が薄い色付が悪いとのことです。
本格的にパステルアートをやってみたい方は、サクラクレパスやぺんてるからパステル(ハードタイプ)も販売されています。
また、最近では気軽に体験できる「パステルアート教室」も人気ですね。

次にカエルを塗っていきます。型紙だけ見るとクマのようですが。。。(笑)

今回は少し華やかさを出すためグリーンとイエローのカエルにしてみましたが、もっと濃いグリーン、オレンジや赤のカエルでも楽しいかもしれませんね。
こちらの工作は、6月に筆者が運営する「ちいさな図書館」で開催予定です。子どもたちがどんなカエルを作るのか、どんな作品ができるのか楽しみにしています。
いつも、子どもたちは見本以上の「オリジナリティ溢れる素敵な作品」を披露してくれます。
それがちょっとした驚きでもあり、子どもたちの無限の感性や可能性を感じる瞬間です。

さて、はみ出したところは消しゴムで消していきます。
このパステルの良いところは、消しゴムで消えること。それに、消しゴムで消したところが模様にもなります。
今回はポツポツと雨模様にしてみました。(だんだんと集中力が無くなってきて雑くなってきました。。。)

もう一息! あとはカエルの目を書けばできあがり♪
ちょっと、黒のパステルの先が尖っていなく、思ったよりも大きい目になってしまいバランスが悪くなってしまいました。
目や細かい部分を描く際には、少しパステルを削り、尖らした方が書き易いかもしれませんね!

メッセージを書いて、パパやおじいちゃん、おばあちゃん、お世話になっている先生、お友達にプレゼントもいいかも。
6月のこの時期、雨だけどお家で楽しめることもいっぱいありますね。それと同時に「作る楽しさ」「表現する喜び」も感じて欲しいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
お子さんと楽しめる簡単な工作の記事を時々上げています。
また良かったら遊びに来てください♪