以前「中華鍋(鉄のフライパン)が欲しいなぁ」と、フライパンについていろいろ調べ記事にしたことがありましたが、その後、こちらのブログにはフライパンの「フ」の字も出てきていなかったので、改めて「その後」をお伝えしたいと思います。
「鉄のフライパン。中華鍋?!」あんまり興味ないな、だって重たいし、手入れがめんどくさそう。そう思っている方こそ大注目!!
というのも「中華鍋?」「ムリムリ」これ以上、道具が増えたら邪魔になるし、そもそも汎用性がないんじゃない。どうせパパさん、チャーハンを作りたいだけでしょ。と思っていた筆者が
「もっと早くに買っておくべきだった~!!」と叫んでしまったアイテムだったからです。

では今回は「中華鍋」の魅力についてお伝えします。
ちなみに我が家は育ち盛りの息子2人と、料理好きのパパさん、アラフィフのワーママ(筆者←健康志向)の4人家族です。
鉄の鍋・フライパンの特徴
フライパンといっても素材はいろいろ。前回の記事でもご紹介したのですが、フライパンの主な素材として鉄、アルミ、ステンレス、銅などがあります。
そんないろいろある素材の中で、鉄の調理器具の特徴は熱伝導の良さと、手入れをすると長く使えることです。
また、微量ではありますが、鉄の調理器具で調理することで鉄分の補給をすることができます。
ちなみに、近年人気のあるテフロンコーティングされたフライパンは、コーティングのおかげで素材が焦げ付きにくく、手入れも簡単。
もちろん我が家でも使っています。
ところが、今までは調子良く使っていたのに。。。ある日、気が付いたら素材がくっついてしまっているという経験はありませんか?
このコーテイング加工の寿命は2年とされています。(安価なものですと1年ほど、高価なものですと3年ほどのものもあります。)
コーテイング加工を張り替えることができるものもありますが、ダメになってきたら買い替えというのが一般的になります。
では一生モノ(ちょっと大げさかもしれませんが)使えるフライパンってどんなフライパンがあるのでしょうか?
その一つに「鉄のフライパン・鍋」があります。

そう言えば、母親も含め昔はみんな鉄のフライパン使っていたな。。。でも、なんとなく重たくて手入れも大変なイメージが。。。
でも、いざ実際に使ってみた感じだったのは「イメージとは違っていた」ということです^^
そこでもう少し、鉄のフライパン・鍋についてご紹介致しますね。
そもそも「フライパン」とは鍋の一種であり、底が浅く範囲が広いものをそう呼ぶようです。

底が平なものを「フライパン」と呼ぶのかと思っていました。

じゃあ、フライパンと同じく「炒める」「焼く」に適している中華鍋ってどういった特徴があるか知ってる?
中華鍋と特徴
中華鍋は取っ手により、片手の「北京鍋」と両手の「広東鍋」に大きく分けれます。
また北京鍋と広東鍋は取っ手の違いだけでなく、鍋の深さやアールも異なってきます。
北京鍋はアールが小さく底が深く、広東鍋はアールが大きく浅くなっています。(両手で底が深い四川鍋という種類もあります)

つまり、北京鍋や広東鍋の総称が「中華鍋」という訳だね。
では、家庭用として汎用性があり使い易い中華鍋ってどれなんでしょう?

家族構成、調理内容によって異なるけど、やっぱり使い勝手が良いには北京鍋(片手の中華鍋)かな?!
そんな北京鍋(片手の中華鍋)の特徴をもう少し深堀したいと思います。
北京鍋(片手の中華鍋)の特徴

片手中華鍋ですが、製法や材質によって特徴も異なってきます。有名な料理人の方が「チタン製」の中華鍋を使用してたこともあって、軽くて耐久性のある中華鍋として人気があります。ただ、お値段が少し高くなります。
鉄プレス | 軽量鉄プレス | 超軽量チタン | |
板厚 | 1.2mm~ | 1.0mm~ | 1.2mm~ |
重さ | 普通 | 軽い | 軽い |
空焚き | 必要 | 必要 | 必要なし |
熱伝導 | 良い | 良い | 少し時間がかかる |
お手入れ | 水洗い | 水洗い | |
錆び | 錆びる | 錆びない | 錆びない |
そして、ここ最近人気のあるのが山田工業所の「打ち出しフライパン・中華鍋」です。
山田工業所の打ち出しフライパン・中華鍋は職人がひとつひとつ手作業で作っていて、場所によって厚みが変えられているので、熱伝導がよく、プレスのものより軽くなっています。

はじめは我が家も山田工業所の鍋を狙っていましたが、希望のサイズが店頭やネットでも完売。入荷待ちにも時間は要するようです。
そこで、どうする違うサイズにする?違う形にする?と悩んでいたところ。。。
新潟県燕市で作られている「神田鉄鍋」を発見しました!
いろいろと調べたところ、価格がお手頃なこと、サイズも豊富なこと、取り扱い店も多いということで、こちらの「神田北京鍋」を購入することにしました!!
神田北京鍋について

神田北京鍋を製造する株式会社カンダは、昭和40年に新潟県燕市に神田熊市商店として業務用厨房用品の総合商社を創業したそうです。
特にオリジナル商品の開発を行い、とりわけ中国料理道具には力を入れているとのこと。
全国のホテル・レストラン等でプロの料理人の方が数多く利用し、また家庭でも愛用している方も多いとか。
そんな燕マークの「神田鉄鍋」は、「軽量鉄北京鍋」「鉄プレス北京鍋」「鉄プレス両手鍋」などがあります。
そして我が家が購入したのが「鉄プレス北京鍋」です!!
鉄プレス北京鍋、サイズは27.30.33.36.39㎝の5種類。板厚は全て1.2mmになっています。

一般的に、野菜炒めなどは板厚1.2㎜、お肉などを焼く場合は1.5㎜がおすすめだそうです。
実際に使ってみて
購入してすぐに使用はできない「中華鍋」ですが。。。
購入後、空焚きを行い、その後に全体に油をなじませ、次に野菜くずを炒めます。(特に難しいスキルも必要ありません)。持ち手が熱くなるので我が家では使わないハンドタオルを巻いています。
そして、いざチャーハン、野菜炒め、揚げ物に使用してみると、家族からもこんな意見が出てきました!
- 調理をしている時の匂いがいい。
- 香ばしさが全然違う!
- 野菜が甘い!
- から揚げがカラッとしてる!
主婦歴16年以上の筆者が使用して感じたことは
- 炒めものなど少量の油で調理することができる
- そんなに重たくない(振ることもできる)
- 炒めもの以外に、茹でたり揚げものに使用することができる。汎用性あり
- 手入れも簡単。洗ってすぐに空焚きするだけ!

サイズは30㎝の方が振り易かったかな、とも思うけど。。。
いやいや、細腕?!の私にちょうといいサイズです。あまり大きくなると片手で鍋を振るのも大変、洗う時にも大変ですからね。
でも「27㎝は2人、4人なら30㎝がおすすめ!」と書いてあるサイトもあり。家族構成や好みによっても多少変わるかとは思います。
日本製のこちらの片手中華鍋(北京鍋)も人気です!
合わせて欲しいのがやっぱり「お玉」。これでチャーハンもこんもり盛れて「美味しいそう」

まとめ
今回は実際に購入した「神田北京鍋」についてご紹介しました。しばらく購入に渋っていた筆者でしたが「なぜもっと早くに購入しなかったんだろう」と、ちょっぴり後悔です(笑)
「香ばしい匂に食欲がわくー!」「チャーハンもパラパラ」「野菜炒めの(肉だけじゃなく)野菜も美味しい!」と、家族の笑顔が増えるのは嬉しいものですね。
今日も中華鍋で美味しいお家ごはんに励みます!
そうそう、中華料理だけでなくいろいろな調理に使えるのも嬉しいところ。モノが増える(←管理と手間に時間を有する)と思っていましたが、それを差し引いても、買ってよかったと思えるモノでした。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました!