「ウイスキー」が好きな方なら既にご存知かもしれませんが、六甲山の山頂にある「記念碑台」近くにウイスキーの蒸留所「六甲山蒸留所」が2021年7月にオープンしました。
もとは製薬所の保養所だった建物を活用。「澄んだ空気」そして「美味しい水」が湧きでる六甲山ならではの蒸留所です。
9月に入り、朝晩と随分涼しくなってきて、スケボーでこけたお尻の痛みもかなりマシになってきたので (と言っても2週間ほど痛かった。。。いや、ホントに長かった。。。(涙)
しばらくお休みしていた山歩きですが、今回は「六甲山蒸留所」に行ってきました。

六甲蒸留所(記念碑台近く)へ行くのはいろいろなルートあるなか「六甲ケーブル下駅」から「油コブシ」の通っての最短コースにしました。
少々階段が多めのルートですが、「六甲山蒸留所」へと向かう途中には「六甲ケーブル上駅・展望台」や「記念碑台」もあって、そこからから一望できる神戸の街は、足の疲れも忘れさせてくれる爽快な景色です。

では、六甲ケーブル下駅からの出発です!
六甲ケーブル下駅(8分)→油コブシ登山口(40分)→油コブシ展望台(45分)→六甲ケーブル上駅・展望台(20分)→記念碑台(4分)→六甲山蒸留所
六甲山ビジターセンターで配布させれている「ハイキングマップ」では、六甲ケーブル下から油こぶしのルートでの所要時間は「1時間10分」と記載されておりましたが、実際に筆者たちはもっと時間がかかってしまいました。なかには「2時間もかかった」という方も。特に登りは休憩をとりながらゆっくりと行くと、思いの他時間がかかってしまうようです。
六甲ケーブル下駅

今回は六甲ケーブル下駅まで車で行きました。(若干「時短」という罪悪感もありますが(笑)
六甲ケーブル下駅へは、JR六甲道駅、阪急六甲駅、阪神御影駅からバスが出ています。もしJR六甲道駅から歩くとなると50分ほどかかります。
車の場合、駐車場はすぐ近くにあります。平日なら最大1000円、休日なら1500円となっています。

油コブシ道


六甲ケーブル下駅から六甲山への登山道は「油コブシ」と「アイスロード」が一般的です。
今回は最短ルートの「油コブシ」を通っていきました。登山道入口はケーブル下駅からのすぐ東側にあります。
この「油コブシ」という名前は、江戸時代に灘の「菜種油売り」が六甲山地を超えて有馬や丹波に向かう途中、険しい道のため度々に油をこぼしたことから「油こぼし」がなまって「油こぶし」になったそうです。
アスファルトの道をずんずんと登っていくと、両側に高齢者福祉施設が出てきます。その突き当りに「登山口」があり、そこから左手へと進んでいきます。
六甲ケーブル下駅からここまでで8分ほどです。

その後はしばらく階段が続きます。続きます。続きます。
途中「ゆるい道」「きつい道」と道を選ぶこともできます。他人にも優しい自分にも優しい私たちは迷わず「ゆるい道」を(笑)

それでも、この日は9月の2週目でしたが、まだまだ暑くて1歩1歩と登る度に汗が噴き出してきました。コース自体は木陰が多いのですが、やはり「表六甲」だからなのでしょうか?
去年、8月の末に有馬から「六甲最高峰」に登ったときの方が随分と涼しく感じました。
さて、続いた階段も油こぶし「展望台」でほぼ終わりです。ここまで登山口から約50分ほどでした。

展望台から六甲ケーブル上駅までは階段も少なくなり、わりと緩やかな山道を歩いていきます。
途中、木々の間から神戸の街や海を見ることができます。
そして、展望台から約40分ほどで六甲ケーブル上駅に到着です。こちらのは「展望台」「カフェ」「売店」などがあります。
売店ではTシャツ、バッグ、ポストカードなどの「六甲山オリジナルグッズ」も販売も。

六甲ケーブル山頂駅は、昭和7年の開業当時の姿のままだそうです。アールデコ調の駅舎は3階建てかと思いきや、実は駅の西側の歩道から見ると4階建てという、モダンなデザインにもなっています。
そういったところも楽しみたいですね♪

展望台にある「TENRANCAFF」でカレーとソフトクリームを食べてみたいところですが、今日はお弁当持参なので、また次回の楽しみにしておきます。
さて「記念碑台」「六甲山蒸留所」へと向かいます。ここからはバス道を通っていきます。狭い道を途中、大きなバスが通っていきますので気を付けてくださいね。


新しくオープンした「653・CAFE」 オープンテラスや広場もあって、ゆっくりとカップルでファミリーで六甲山を楽しめそうです。
さらにバス道を進むと、両側には「アジサイ」が。こちらの道は初夏から夏にかけてアジサイが目を楽しませてくれる「あじさいロード」になります。
六甲ケーブル山頂駅から20分ほどで「記念碑台」に到着です。


記念碑台には「六甲山ビジターセンター」があります。ビジターセンターは六甲山の魅力を伝える施設で山の歴史や、六甲山に住む植物や動物などを学ぶことができます。
また、子どもたちが六甲山の自然を体験できるイベントなども開催しています。駐車場もありますので、ドライブやイベントへの参加も便利です。

「記念碑台」というのは、六甲山開発に功績を残した英国人アーサー・ヘスケス・グルームを讃えて作られた記念碑だそうです。
ここから神戸空港も見えるよ~♪
六甲山蒸留所


記念碑台から4分ほど歩いたところで「六甲山蒸留所」の看板が出てきます。さらに進んでいくと、樽を利用した看板が目を惹きます。
ちなみに、こちらのウイスキーは「ミズナラの樽」を使用しているそうです。

保養所をリノベージョンしたのでしょうか、ガラス張りでシックなオシャレな作りになっています。
中をのぞくと金色に輝くウイスキーたちが。モルトウイスキー「六甲山」だそうです。


「六甲山蒸留所」に入場するのは「予約」が必要となっています。

- 一般見学について
- 毎週日曜日のみ
- 10:00~10:30
- 11:00~11:30
- 14:00~14:30
- 15:00~15:30
- 有料:1500円 (20歳未満の入場はNG)
六甲蒸留所 HP https://rokkosan-distillery.com/
前日までは蒸留所見学に行く気満々だったのですが、いざ当日の朝になると早く起きれなく、子どもや自分たちの昼食を用意していたら、とっても中途半端な時間になってしまいました。
そんな訳で、見学はまた次の機会に行きたいと思います。
ちなみに、お酒好きなFISHMANは名残惜しそう。(実は筆者たち、サントリー山崎蒸留所には2度、山梨県の白州蒸留所には1度行ったこともある「ウイスキー好き?」(笑)
帰りは。。。


帰りは、元気な方は摩耶山方面へ行かれる方もいらっしゃいますが、筆者たちはまたケーブル上駅まで戻って、ケーブルカーを使って降りました。
ロープウエイも良いですが、山の中を走っていくケーブルカーもなかなか気持ち良いですね。思ったより長い時間、楽しめました。
って「それでも、山ブログかぁー!」かと突っ込まれそうですが。。。(汗)
そろそろ「50代の生き方ブログ」にジャンルを変更ですかね。。。。(正確に言うとアラフィフではありますが、まだ50歳ではありません)
それはさておき、今からは「山歩き」にはもってこいの季節ですね。
用意万全、体調万全で山歩きを楽しんでくださいね~♪

六甲山系でも「スズメバチ」の被害を耳にします。
子どもの「山歩き」もおすすめです。「体幹」がしっかりとしてきます。「自然」や「生命」に興味が湧いてくるかも。
最後まで読んで頂きありがとうございます。次回もまた遊びにきてください^^