肌寒くなるとあったかいコーヒーが飲みたくなりますよね。以前の私もそうでした。
コーヒーが大好きで1日5~6杯。朝起きてまずは目覚めの1杯。10時頃に「ほっ」と1杯。
そして、昼食後のコーヒーはもちろん欠かせない。3時のブレイクタイムも必須。
そして夕食後、更には時々、夜寝る前に牛乳を入れて飲むということもありました。(大抵はブラックです)
そんな、コーヒー大好きな私がコーヒーをやめようと思ったのは、
昼食後に急いで外出した先で「コーヒーが飲みたい、コーヒーが飲みたい」と、コンビニやコーヒーショップを探し回ることが度々あったことです。

「コーヒーが飲みたい」と頭の中がいっぱいになっていました。
飲むと「なんだか落ち着く」という繰り返し。
それに加えて、おしっこが「コーヒーの匂いがする」と感じるようにもなってきました。

「もしかして、私ってカフェイン中毒?」「このままじゃ体にも心にもあまり良くない?」
そこで、思い切って「コーヒー断ち」をしてみることにしました。
こちらの記事は「コーヒー断ち」をすすめる内容ではありません。コーヒーにはメリットもありますし、カフェインの感受性にも個人差はあります。ただ筆者が「コーヒー断ち」を決めて、実際に起こったこと、そしてその後のことについてまとめてています。(あくまでも個人的感想です)
「カフェイン断ち」の情報収集
事前にネットなどで「珈琲断ち」の体験談などを読んでみると、どうやら「解脱症状」が出る人もいるらしい、それが「結構つらい」ということも知ります。
「でもね、きっと私は大丈夫だろう。。。」と謎の自信がありました。
自信満々で臨んだのですが、1回目は解脱症状が出る前にあっけなく終了。そして2回目はそれから1年ほど経った頃のことででした。
「今度こそはコーヒーをやめるぞ!」と1回目失敗していたにも関わず、2回目も「大丈夫だろう」と気軽に始めてみたものの、その自信は見事に打ち砕かれます。
ちなみに「珈琲断ち」の主な症状としては、頭痛、吐き気、イライラ、異様な眠気、倦怠感などが多いそうです。
実は、筆者ももれなくこれらの症状を体験しました。(強いて言えば「イライラ感」は少なかったかな、という感じです)
では、どんな症状を体験したか時系列でお伝えしますね。

ここでは主に、2回目に行った「コーヒー断ち」について書いていきます。
「解脱症状」を時系列で
スタートは特に何も考えず月曜日から始めました。
1日目の午前中は「あー、コーヒー飲みたいなぁ」ぐらいでしたが、だんだんと3時頃から頭痛がしてきて、それが夜まで続きました。
筆者は基本的には「頭痛持ち」では無かったのですが、息子が中学生になった頃にいろいろとあって、その頃から度々に頭痛がするようになりました。
薬を飲むほどではなかったのですが、コーヒーを飲むと頭痛が治まることもありました。
その日、夕方にかけてどんどん頭痛は酷くなっていきましたが、寝込むことはなく、なんとか夕食も作り、その日は終えることができました。
2日目は朝から頭がスッキリせず、カラダも重い。でも、とにかく仕事には行かないといけないので仕事場に向かいました。
仕事場についてからも「しんどいな」「しんどいな」と思いながらも、仕事をしていたのですが
お昼前になると、頭も痛く、吐き気もする。カラダは凄く重たい。
同じ「体がおかしい」でも、風邪をひいた時の症状や、生理前、生理中のだるさともかなり違っていました。
ついには目を開けていることが出来ず、デスクにうつ伏せ状態に。
そして、途中退社です。後はどうやって家に帰ったのかよく覚えていません。。。
3日目は2日目に比べて、吐き気はなくなって随分マシにはなっていたものの、倦怠感はまだまだありました。それでも仕事には頑張って行くことが出来ました。
4日目には朝はなんとなくしんどかったですが、昼頃には普段の体調に戻ってきて、5日目、6日目も同じような状態が続きました。
1週間ほど過ぎると「ダルさ」や「頭痛」もスッカリ無くなっていました。
そして「コーヒーを飲みたい」という気持ちも、体の症状に伴って変化が表れてきました。
「コーヒーを飲みたい」気持ち
1日目は「コーヒー断ちをしよう!」(しかも2回目)と思っていたので、「コーヒーを飲みたい」という気持ちに打ち勝つことは出来ました。
そして、2日目にやってきた「解脱症状」。これが思っていた以上に酷くて、今までにない体調や感覚に正直「怖く」なってしまい、「コーヒーを飲みたい」という気持ちが薄らぎました。
でも、1週間過ぎたあたりから体調が戻ってくると、「やっぱり飲みたい」という気持ちも少しずつ戻ってきたので
「いやいや、あの2目の解脱症状を思い出すんだ」と自分に言い聞かせました。そんな時、強い味方となったのがカフェインレスの「お茶」でした。
コーヒーの代わりに「ハーブティー」をという方もよく聞かれますが、私の場合、香りがコーヒーとよく似ている「万能茶」や「麦茶」が好みにあっていたようです。
特に、こちらの「村田園 大阿蘇万能茶」は、九州に住んでいた友人が出産後の授乳時に勧めてくれたお茶です。
香ばしくて苦みも少なく、とても飲みやすかったので、その事を思い出し「コーヒーが飲みたい」と思った時には、こちらの「万能茶」を飲んでいました。
そういった生活を続けて約2年。いつしか「コーヒーへの渇望」がなくなっていました。
コーヒー断ちから2年経過

今は全くコーヒーを飲まないか、というそうでもありません。家ではほぼ飲みませんが、外で飲むことはたまにあります。
たまに飲むと「美味しいなぁ」と思うことがありますが、以前のように「コーヒー大好き♡」「コーヒーならなんでもいい」というのもなくなりました。
つい長年のクセで、外食した際やカフェでコーヒーを頼むことがありますが、「美味しくないかも」と思うと、全部飲みきれなく残してしまうこともあります。
コンビニでもほとんど買うことはなくなりました。
そんな訳で「コーヒー断ち」の一連について振り返ってみると、私は「カフェイン依存症」になっていたのかもしれないと感じました。
当時は自分ではただの「コーヒー好き」かと思っていたんですけどね。。。
そして最後に「コーヒーをやめて良かったこと」をまとめたいと思います。(あくまで主観的な感想です)
コーヒーをやめて良かったこと
- 寝つきがよくなった
- イライラ感が減った
- お財布に優しい
寝つきがよくなった
毎日、コーヒーを飲んでいた時も「寝れない」ということは無かったのですが、コーヒーを飲まなくなってから寝つきがよくなりました。
飲んでいたときは「全然寝れるから、飲んでも大丈夫!」と思っていたのですが、飲まなくなってから各段に寝つきがよくなりました。
コーヒー断ちをはじめの頃は、朝にコーヒーを飲んで「シャキッ」としたいと思うこともありましたが、よく寝れるようになると、朝の「ボンヤリ」もだんだんと減っていったように思います。
イライラ感が減った
以前は「コーヒーを飲んで、とにかくホッとしたい」という気持ちがあったのですが、今はそれがお茶やストレッチに代わりました。
一方「やる気を出すため」「集中するため」に「コーヒーを飲もう!」というのもなくなりました。
それでなのか、気持ちの上がり下がりもかなりマシになりました。以前はFISHMANから「瞬間湯沸かし器」(←失礼)と言われたことも。
今思うと、カフェインによる脳への覚醒を随分と繰り返していたのではないかと感じています。
長年、たくさん飲み続けていたコーヒーをやめることで、心も体も緩やかになったようには感じています。あと、お財布にも優しい。
お財布にも優しい
なくなる前には必ず購入していたコーヒー。安売りの時には必ず買っていたコーヒー。
時々、珈琲専門店で購入するちょっとリッチな「コーヒー豆」
コンビニで購入するコーヒー。それらが無くなったので出費が減りました。(その分、子どもたちの食べる量が増えていますが。。。(笑)

以前はコーヒーとスイーツ、そして読書。これが至福の時間でしたが、、、今はそこにこだわらなくなりました。コーヒーなしでも読書を楽しめます。

そんな訳で筆者の場合「コーヒー断ち」をして、特にデメリット
はありませんでした。して良かったことの方が結果多かったように思います。
ただ「解脱症状」は正直きつかった。(今となってはだいぶ忘れていますけどね(笑))
\「カフェイン依存症かも」「カフェイン断ちをしたい」という方の参考になれば嬉しいです/
最後まで読んで頂きありがとうございました^^